2014年10月8日水曜日

ラグビールール紹介 Part.1

慶應義塾體育會蹴球部合宿所便りをご覧の皆様、こんにちは!
10月に入り、空が深く澄み渡るさわやかな季節になって参りました。


弊部は今週末に関東大学対抗戦の三戦目として筑波大学と対戦致します。

ラグビーが盛り上がる秋から冬にかけての季節に、今までラグビーを観たことがない方を始めとする沢山の方に、ラグビーの魅力を知っていただくため、こちらの合宿所便りにてラグビーのルールや魅力を紹介させていただきます!


試合の基本情報

出場人数:15名+リザーブ8名

公式戦に出場する選手23名のみ、伝統ある黒黄(こっこう)ジャージを着用することができます。
各校のジャージの違いにも注目です!
早稲田大学は赤黒(アカクロ)と呼ばれる赤と黒の縞模様のジャージを着用します。


試合時間:80分
(40分→10分間のハーフタイム→40分)

10分間のハーフタイムには華やかなチアリーディングの演技が行われることがあります!
 2014年度は明治大学戦及び早稲田大学戦にて慶應義塾大学 応援指導部 チアリーディング メジャレッツの皆様の演技を予定しております!



覚えておきたい基本ルール

【1】得点方法
ラグビーの得点方法にはトライとゴールキックの2パターンあります。

トライ(5点)
敵陣のゴールポストより奥にボールを置き、レフリーに認定されるとトライとなります。

トライを決めると5点が追加されます。
また、コンバージョンキックを蹴る権利が与えられます。
ゴールキック
①コンバージョンゴール(2点)
トライ後に与えられるゴールキック。
成功すると2点が追加されます。
②ペナルティーゴール(3点)
相手が反則(ペナルティ)をすると、ペナルティキックが与えられます。ペナルティキックにてゴールを狙い、成功するとが加点されます。
③ドロップゴール(3点)
プレーの流れの中でゴールを狙い、成功すると3点が追加されます。



【2】基本ルール

ボールを前に投げてはいけない!
ラグビーではボールを前に投げたり、落としてはいけません。
→ボールを前に投げたり落としたりした場合は相手スクラムにてゲームが再開されます。

なので、試合中選手はボールを後ろにいる選手へパスするか、キックをしてボールを前へ運びます。



タックルされたらボールを離さなければならない!


ラグビーではボールを持って走って自陣に攻め込む相手を倒し、ボールを奪うためにタックルをします。

ラグビーの一番の見所は選手たちの熱いタックルと言っても過言ではありません!




そして、タックルされた選手はボールを離さなければなりません。
なので、タックルされた選手は他のプレイヤーにボールを回します。
→タックルされてもボールを離さない場合はペナルティとなります。







【3】セットプレー
ラグビーでは、ノックオン(ボールを前に落とす)、反則(ペナルティ)、タッチ(ボールが外に出る)といったプレーが途切れる場面で、スクラムやラインアウトといったセットプレーが頻繁に繰り広げられます。

スクラム
スクラムは主に相手がボールを前に投げたり、落としたりした後に行われます。

フォワード8名でスクラムを組みます。
体重が100キロ近くある両校のフォワード(背番号1〜8)の力の見せ所です!






ラインアウト
ラインアウトは主にボールがグラウンドのラインよりも外に出た時に行われます。
両校のフォワード(背番号1〜8)がサインを駆使した頭脳戦にてボールを奪い合います。


他のスポーツではあまり見ることができない空中でのボールの奪い合いを見ることができます!初めてラグビーを見る人にとっては、驚くくらい迫力のあるセットプレーかもしれません。







皆さんがよくご覧になる野球やサッカーに比べて、ルールが複雑に思われがちなラグビーですが、こちらのラグビーマニュアルで基本的なルールを押さえておけば、ラグビー観戦をお楽しみいただけます!

次回はラグビーの基本ルール及びポジション説明を中心とした、ラグビー紹介を行いたいと思います。
是非、ご覧下さい!

慶應義塾體育會蹴球部