2014年11月26日水曜日

差し入れ紹介・ラグビールール紹介 Part.3

慶應義塾體育會蹴球部合宿所便りをご覧の皆様、こんにちは!

今回は先日保護者会よりいただいた差し入れのご紹介及び、ラグビーのルール紹介の第三弾として、ラグビーのポジションの紹介を行います!



《差し入れのご紹介》
先日、早稲田大学戦の陣中見舞いとして保護者会より福砂屋のカステラを頂きました!


※全部員が食べられるよう、マネージャーより3人で一箱という制約が設けられました!

練習後に選手は目を輝かせながら仲間3名を集い、部室に並ぶカステラを勢い良く頬張っておりました!


(服部祐一郎・4年WTB、南篤志・3年SH)

本郷高校出身仲良しコンビも練習後並べられているカステラに釘付けでした・・・!

木原健裕・主将FL 吉田貴宏・4年PR

甘くて栄養満点のカステラを食べた選手の思わず緩んだ表情は本当に幸せそうでした!



保護者会にはカステラの陣中見舞いの他にも、早稲田大学戦後の激励会も開いていただきました。
日頃より私たちがラグビーに精一杯取り組めるよう、サポートくださる保護者の皆様にこの場を借りて部員一同改めて御礼申し上げます。


ラグビーのルール紹介の第三弾
今回はラグビーのルール紹介の第三弾として、ラインアウト、キック、ポジションの紹介を行います!

【ラインアウト】

試合中のキックやパスの際に、ボールがグラウンドのラインを出てタッチとなった場面で、ゲームを再開するセットプレーをラインアウトと呼びます。


ラインアウトはフォワードによって組まれます。

ラインアウトではボールを確保し、アタック(攻撃)の流れをつかむことが重要です。
スクラムと同様にフォワードの総合力が問われます。









前回紹介したプロップ・スクラムハーフスクラムに続いて、本日紹介するポジションは背番号2のフッカー背番号4・5のロック背番号10のスタンドオフです!
フッカーとロックは上記で紹介したラインアウトで重要な役割を担います。

ラインアウトでグラウンド内にボールを投げ入れるのは背番号2のフッカーの役割です。


フッカーはスクラム際に最前列の真ん中でフッキング(スクラムハーフがスクラムに入れたボールを脚で蹴り出す)、ラインアウトの際にはスローイン(ボールを投げ入れる)を担当します。

スクラムとラインアウトにおいてこれの専門性が求められるフッカーはまさに職人と言えるでしょう。



フッカーの詳しいポジションの魅力は部員紹介にて弊部の全フッカー選手が語っておりますので、皆様是非ご覧下さい!慶大蹴球部部員紹介4年生PR/HO


ラインアウトではフッカーがボールを投げ入れた後は両チームの空中戦が繰り広げられます
ラインアウトの空中戦におけるボール獲得では背番号4・5のロックが活躍します。




長身のプレイヤーが多く、ラインアウト時のジャンパーやキックオフで蹴られたボールの受け手となります。

空中戦でボールを支配するため、サインプレーや相手チームの分析力が求められます。


ロックの詳しい魅力はこちらをご覧下さい!








【キック】

ラグビーではキックプレーが多く見られます。
キックプレーの違いを理解すると、試合の理解も深まります!

キックで試合を展開していく状況で活躍するのが背番号10のスタンドオフです。


スタンドオフは前回ご紹介したスクラムハーフと併せてハーフバックスと呼ばれます。

スタンドオフはチームの司令塔となり、バックスの攻撃の起点となります。精度の高い足技を持つため、多くの選手がトライ後のコンバージョンキック、ペナルティキックを任されます。



スタンドオフの詳しい魅力はこちらをご覧下さい!

また、キックは下記の4つに大きく分けられます。

①キックオフ
②コンバージョンキック
③ドロップキック
④ペナルティキック



キックオフ
試合はグラウンドの真ん中の線上(ハーフウェイライン)でのキックオフにより開始されます。また、トライ後も相手チームのキックオフにより試合が再開されます。






コンバージョンキック
トライ(5得点)後にはコンバージョンキックの権利が与えられます。
コンバージョンキックに成功すると2点が加点されます。









ドロップキック
プレーの流れの中で直接ゴールを狙い、成功すると3点が加点されます。

ペナルティキック
相手がペナルティを犯した際、アドバンテージとしてペナルティキックの権利が与えられます。

《相手ペナルティ時のプレーの選択肢》
(A)タッチキック:敵陣へ攻め込むためのキック方法です。
→ボールが出た場所から自チームのラインアウトで再開
(B)クイックスタート:ペナルティをした場所からすぐに試合を再開する方法です。
(C)ペナルティゴール:ペナルティキックが与えられた場所から直接ゴールを狙います。
→成功すると3点が加点されます。

相手のペナルティによりアドバンテージが与えられた際、スクラムに自信がある場面やスクラムからのトライを狙う場面では自チームボールのスクラムを選択することもあります!
プレーの再開方法の選択肢の多さも、ラグビーの魅力の1つだと言えるでしょう。


今週末、29日(土)にはジュニア選手権大会準決勝、30日(日)には対抗戦第七戦目として帝京大学と対決致します。
是非、皆様ご来場の上ご声援の程宜しくお願い致します。
試合日程の詳細はこちらをご覧下さい。


慶應義塾體育會蹴球部