2016年11月21日月曜日

ラストシーズンに懸ける想いPart18

合宿所便りをご覧の皆さま、こんにちは。
さて、いよいよこちらの連載も残すところ二人となりました。

本日は今年度副将を務めております、豊田祥平です!
先日行われた副将対談(ソッカー部×蹴球部)よりも、更に彼に迫ったインタビューを是非ご覧ください!

<豊田祥平(副将LO・國學院久我山)>



ーラグビーを始めたきっかけ
父親がラグビーをやっていた影響で、小学3年生の時に地元のラグビースクールに入りました。

—なぜ慶應に?
小さい頃に早慶戦を見てから、慶應でラグビーしたいと思うようになりました。

—4年間で一番辛かった時
大学2年生から3年の間の怪我ですね。2年間ずっとリハビリで、自分の実力を試せずに終わりました。黒黄着ることをチャレンジすらできないという立場で、最初はどう部に貢献できるか分からず、悔しさやもどかしさしかありませんでした。しかし、そこはもうだたひたすら「試合に出たい」という気持ちをモチベーションに、今できることを全力で取り組んでいきました。
今年ようやく復帰しプレーできていますが、ラグビーができること、試合に出られることは決して当たり前ではないと身をもって感じています。
黒黄を着るということはみんなを背負っているということ、出られない人の気持ちも背負って責任を持ってプレーしたいと思います。


ー副将として
常に達哉(鈴木・主将)の味方でいて、常にチーム全体を見渡せる、気配りができる存在でありたいと思っています。


ー鈴木主将に「ここだけは勝てない」というところ
圧倒的な強さ(笑)彼のラグビー的な強さは誰も勝てません。

ー逆に、鈴木主将に「ここだけは負けない」というところ
他人に厳しく言えるところ。自分がちゃんとやっていないと他人にも厳しく言えないので、自分を正すという意味でも他人に厳しくいうようにしています。もちろんみんなに嫌われてでも厳しく言わなきゃいけないときは苦しいですが・・・。
達哉には「主将が厳しくいうんだよ!」アドバイスすることもありますが、そこは適材適所かなとも思うので、うまくフォローしています。

ー13年間のラグビー人生で忘れられない出来事
花園準決勝です。ぐうの音も出ないほど、相手(常翔学園)ぼこぼこにされました。すごく悔しかったし、一層「大学では」という気持ちが強まりました。

ー4年間過ごして思うこと
苦しい時間の方が圧倒的に長かったです。大学23年は今までのラグビー人生13年間の中でも一番苦しかったですが、今自分が試合で活躍することでリハビリ中の選手に何か伝わればいいなと思います。


—伝えたいこと
まず両親に、きっかけを与えてくれてありがとうと伝えたいです。
父は長い間海外赴任中なのですが、いつも遠くから応援してくれています。また母も父が海外にいる分一人で大変だったと思うのですが、兄弟二人(弟・康平/2CTB)をここまで育ててくれて、感謝しています。
両親が学生の頃から見ている早慶戦で活躍して、そして日本一になって恩返ししたいと思います。

—ラストシーズンに向けて
大学3年生のときに手術したのも、このシーズンで活躍するためにした選択です。
ラスト最大6試合、このチームでできる時間を大切にしていきたいし、勝ちにこだわり続けたいです。


【差し入れのご紹介】

平素よりご支援・ご声援をいただいているノーサイド倶楽部の方々よりお肉の差し入れを頂きました。
こちらのお肉は昨日練習後に行なったチームBBQの際に提供いたしました。





皆お肉の美味しさと量の多さに驚きながら、終始和やかなムードでつかの間のひと時を楽しんでいました。
ノーサイド倶楽部の皆様、温かいお心遣いを頂き誠に有難うございました!


さて次回はいよいよ最終回、主将・鈴木達哉のインタビューです!
どうぞお楽しみに!


慶應義塾體育會蹴球部