慶應義塾體育會蹴球部合宿所便りをご覧の皆様、こんにちは。
4年MGRの須山と正木です。
春シーズン中、複数回にわたって、私達女子マネージャーから部員の紹介をさせて頂こうと思っております。
記念すべき、部員紹介第一回目を飾るのは、4年PR・HO陣の皆さんです!
(神谷哲平・眞鍋泰明・小鴨正和・青木周大)
※吉田貴宏は当日欠席
―新チームが始動して2ヶ月が経ちましたが、現在のチームの雰囲気や前3の練習の様子はどうですか?
青木: 昨年から試合に出ていたメンバーが多く、スタートの位置が高いと感じています。昨年度の今の時期と比べ、高いレベルのスクラムを組めていて、良いスタートをきれているのではないでしょうか。昨年はスクラムターンオーバーやスクラムトライが少なく、練習の成果がなかなか出せませんでしたが、今年、現段階で高いレベルの練習に取り組めていることで昨年生み出せなかったようなプレーを秋シーズンに生み出していくことができる状況にあると思います。
眞鍋: 監督含め、各方面から「前3が秋シーズンの要になる」と言われ、色んな意味で注目されているポジション。良い意味でのプレッシャー感じています。期待や重圧に応えられるように、運動量やスキルを磨いていきたいと考えています。
神谷: 今まで評価されなかったことが評価されるようになってきて、スクラムの改良がより進んでいます。これから完成形に近づけて、しっかり機能するようになったら、今まで以上に秋シーズンでも大きな成果を出せるのではないかと思っています。
小鴨: 昨年の今の時期の練習は、個々の基礎スキル向上がメインでしたが、今年は、トップチームは朝からスクラムを合わせるなど、昨年(秋シーズン)のレベルを上手く継続できているように思います。
吉田: 各々が目的意識をもって積極的に練習に取り組んでいると思います。個人としては、他を圧倒できるよう、そして他校を意識しながら練習に取り組んでいます。
―皆さんは、ラグビーを始めてからずっとPR・HOですか?
過去のポジション遍歴を教えて下さい!
小鴨: 僕はPR・HO一筋です。
吉田: 高校ではPRとLO、大学ではずっとPRです。
神谷: 僕は、PRから始め、LO→WTBを経験し、高校入学と同時に憧れのNo8へ転向しましたが、結局その後PR・HOに戻りました。笑
青木: ラグビースクールではFBでした。
一同: 笑
青木: その後、LOを経験し、中学からPR一筋です。
眞鍋: 中学でCTB&WTBからラグビーを始め、中学の恩師に「向いている」と言われて始めたのがPRです。
―意外と、バックス経験者も多いのですね。
―では、是非前3の魅力を教えて下さい!
小鴨: 重要なセットプレーの要として責任あるポジションだし、そこにプライドも持っています。
眞鍋: 僕も、即席では出来ないというか、専門性があるところにプライドを持っています。
神谷: 分かる人には分かるポジションで、僕らはバックスよりイケてると自負しています!笑
青木: 一番キツいことを一番前でやっている(から一番偉いと思ってます笑)。
食べて体重を増やさなきゃいけないのに走りも必要とされる。
眞鍋: そういう矛盾に挑戦しているポジションだよね
青木: そうそう。そして、バックス陣でなく、俺らが派手なプレーをすると観客席がわくから、それも魅力かな。俺らがいないと球出ないから!
―では逆に、前3ゆえの辛いところがあれば教えて下さい。
青木: 電車内で座る時に両隣に気を使う、スーツや私服のサイズがない、汗かきが多い、全員が大食漢だと思われていて大変有難いことに!!!よく食べさせられる・・・(止め処なく続く)
眞鍋: 偏見と戦っています。笑
神谷: チームの為に太っているのにデブ扱いされるのは・・・ねえ・・・?
―そんな皆が、もう一度ラグビー人生をやるとしたら希望するポジションは?
一同: 前3でしょ!
―おおー!すごいですね!
一同: というのは冗談で・・・
青木: FB
神谷: No8
小鴨: SO
眞鍋: CTB
吉田: SO、FB
―他のポジションにも魅力を感じているのですね笑
―では次に、お互いの印象を教えて下さい・
―最初に眞鍋の魅力!
神谷: ボールキャリアーとして強くて、前に出られるプレイヤー!
青木: 器用だと思う。サボりたがりやな部分はあるけれど笑、スクワットは最強です。
小鴨: アタックのセンスが抜群!
―次にぎゃも(小鴨のあだ名)の魅力を!
青木: Mr.基礎練習!!
眞鍋: 勝負弱い部分もあるけれど、セットプレーのスキルは高い!
―吉田の魅力は
眞鍋: 前3の中で、一番ラグビーを理論的に考えている人。パワーと技術があるし、色々な場面で力を発揮できる有能なやつだと思います。
小鴨: センスがあるし、スイッチが入ると誰にも止められないほどすごい選手。
青木: おしゃれ。私服に気をつかっている笑
―青木の魅力は?
神谷: 話が面白くて男女共に引きつけられる!
眞鍋: ボールをチャージする時とか、見た目に反するような動きを見せてくれる。運動量ではまだまだ敵わない。
小鴨: 周大がゴール前でボールを持つと期待感が生まれる。そういうところかな。
―では最後に、神谷の魅力をお願いします!
青木: 一途なお菓子作り名人。特にクッキーは絶品笑。そして、やる気、本気を出した時に一番強いプレイヤーだと思う。今年は神谷にかかっているかもしれないね。
眞鍋: すごくマメ。アタックとか、ボールを持った時もすごいし、勝負所のスクラムの本気はすごい。
小鴨: センスがある。
―前3として、体を大きく・強くする為に頑張っていることを教えて下さい!
神谷: 食べること!
吉田: 美味しいものを食べる笑
小鴨: 食べる回数を増やす!
眞鍋: みんなが残しているものまで食べる!
一同: 笑
青木: 試合の前でも後でもウェイトをするようにしていた。
やればやるだけ自分に自信もつく!
―ちなみに入部時と比べてどれくらい体重は増えましたか?
神谷: 20kg
眞鍋: 8kg
小鴨: 18kg
青木: 僕は、逆に体脂肪を落とす為に体を絞りました。
体脂肪率は入部時から-5%です。
―今年度の目標や、自分自身の注目して欲しいプレーを教えて下さい。
眞鍋: アタックとタックルでDF頑張ります!
神谷: 熱く・低く、良い意味で“キチガイ”なタックラーを目指します!
吉田: タックルです!!
青木: ゴール前までいったら、周りがトライを期待するような選手を目指します!トライ数で服部に勝てるように頑張ります!笑
小鴨: 熱く、安定したセットプレーを目指します!
―それでは最後に、一言!
いつも温かいご支援ご声援ありがとうございます!檄を飛ばされることが多いポジションですが、これからも是非温かい目で見守ってください!
まだまだ身体を大きくしていく為にも、引き続き、前5プロジェクト&お米募金へのご協力を、どうぞ宜しくお願いします!
次回の更新も是非お楽しみに!
慶應義塾體育會蹴球部