2016年3月2日水曜日

一貫校向け栄養セミナー

合宿所便りをご覧の皆さま、こんにちは!

この度、慶應義塾高校蹴球部の全国高校選抜大会出場が決定しました。
そして高校蹴球部の更なる活躍と冬の全国大会出場に向けて、大学も高校強化のサポートをしていくことになりました。



そこで、今回の合宿所便りでは慶應義塾高校のラグビー部員と保護者の方を対象に開催した栄養セミナーの模様についてお伝えいたします。

当日は、セミナーに先んじてまず大学蹴球部の太田S&Cディレクターより一貫校強化の概要説明がなされ、続いて女子栄養大学の上西一弘教授にラグビー選手の食生活について講演をしていただきました。
普段なかなか時間をとって考えることをしない栄養に関するセミナーに、高校生もみな熱心に先生のお話に耳を傾けていました。

今回の講演では、基本的な栄養知識やラグビー選手の食生活についてだけでなく、保護者の方向けに理想的なお弁当の献立等も紹介していただきました。今シーズンは定期的にこのようなセミナーを実施することで、栄養に関する基礎知識も身につけてもらおうと考えております。またSNSを活用し、保護者による栄養管理グループを編成するといった取り組みも始まっています。


さらに今シーズンは大学生と同様に、高校生も定期的に慶應スポーツ医学研究センターにて身体組成測定を行うことで、運動能力の向上と並行して食事の成果が身体の変化に表れているかを客観的に理解できるようになります。

このように、本年度は縦の繋がりを生かし、今まで以上に一貫校強化のための栄養指導を行う予定です。栄養セミナーの他にも、現在、大学の食事担当マネージャーが高校生の食生活に対するアドバイスを行うなど、年々一貫校との連携は深まっております。このように高校生のうちから正しい食事知識を身につけ、大学生レベルの体づくりをすることは、彼らの高校日本一に繋がるだけではなく、慶應蹴球部全体の躍進にも繋がると信じています。

今シーズンこそは悲願の大学日本一を達成すべく、食事を大切なトレーニングの一環と捉え、大学も昨年度以上に力を入れてまいります。
今後とも変わらぬご支援・ご声援の程、何卒宜しくお願い致します。

慶應義塾體育會蹴球部