2016年10月20日木曜日

ラストシーズンにかける想いPart8

合宿所便りをご覧の皆様、こんにちは!

塾蹴球部はいよいよ目標とする帝京大学戦を2日後に控え、一分一秒を大切に練習に励んでおります。第7回目となる4年生インタビュー、今回は横尾一輝、廣川翔也の2人にラストシーズンに懸ける想いをききました。


<横尾一輝(FB・國學院久我山)>
—ラグビーとの出会い
明治大学でコーチを日本協会で事務局長を務めていた祖父の影響と、近くの自衛隊でラグビースクールがあった関係で3歳からラグビーを始めました。選手の人数がとても少なく、コーチや上級生を練習相手にしていたので、いつもどうしたら勝てるか考え、ずる賢い子供だったのを覚えています。それが今のプレーに活かされているとも思います。

4年間で印象に残っていること
先輩方のラグビーに懸ける想いです。大学2年生で、Jr選手権の早稲田大学戦に出場した時のことです。ロッカールームで部歌を歌ったのですが、そのチームのキャプテンであった古岡さんをはじめ、4年生は泣きながら歌っていました。その際に、自分がラグビーに懸ける想いはまだまだ足りないと実感させられたと同時に人生を懸けて戦っている先輩方を目標にしていきたいと強く思いました。そして、試合の序盤でPGを決めることができ、試合にも勝てることができ、素晴らしい試合でした。

—大学に入ってみて
多様性に富んでいる組織が全力で同じ目標を目指していることが高校と違うなと思いました。内部生、外部生やスタッフなど様々な部員が大学日本一を目指して日々全力で駆け抜けていることに関して組織が動くことのむずかしさや11人が自らの役割を全うすることの重要性を学びました。

—最後のシーズンに懸ける想い
黒黄ジャージを着て試合に出ることです。自分が活躍することによってチームに刺激を与えられる存在になれるよう努力しています。まだ、今は怪我をしているのですが、自分自身について考える時間を得ることができたので、22年間支えてくださった両親の為にもひと暴れしていきたいです。


<廣川翔也(BR・東福岡)>
—ラグビーを始めたきっかけ
両親がもともとラグビー好きだったので、5歳の時に地元のラグビースクールで始めました。気がついたらやっていたという感じです。中学までハーフやスタンドオフなど、バックスのほとんどのポジションを経験しました。フォワードになったのは高校からです。

—慶應の蹴球部に入部した理由
もともとラグビーは続けると決めていました。高校の時から強いところでやりたいと思っていた僕にとって、慶應は体格が小さい人でも認めてくれるような文化があり、自分に合っていると思ったので入部しました。

—チームの中での自分の役割
口は下手な僕ですがグラウンドで身体を張ることで、貢献していきたいと思っています。やはり試合に出ないと僕にできることはないと思うので、プレーで魅せて引っ張っていきたいです。

4年間過ごしてきて思うこと
本当に、良い指導者に恵まれました。毎年、いろいろな方々にアドバイスをいただいて、僕自身成長できているなと思えたからです。先輩を含めたコーチの方々には感謝しています。

—伝えたいこと
この代でいられて幸せだと思っています。頑固な僕ですが、ラグビーの時もラグビー以外の時もずっと一緒にいて仲が良く、良い同期に恵まれたといつも思います。このチームでやれる事を嬉しく思っています。

—ラストシーズンに懸ける想い
まだ秋シーズン試合に出られなくて、良い結果を残せていないので、とにかく対抗戦や大学選手権に先発として試合に出て、いろいろな人に恩返しがしたいです。チームとして目標である日本一になれるように頑張りたいです。

以上、4年生のラストシーズンに懸ける想いをお伝えしました。

次回もお楽しみに!

慶應義塾體育會蹴球部