合宿所便りをご覧の皆さま、こんにちは!
現在対抗戦3勝1敗となった弊部は、これから控えるビッグゲームへ向け課題をしっかり修正すべく各々気を引き締めて練習に臨んでいます。
さて、9回目を迎える4年生へのインタビューですが、今回は角田匠輝・染原健人の二人に話を聞きました。
<角田匠輝(PR・慶應義塾)>
―ラグビーを始めたきっかけ
小1のとき父の会社の友人に勧められて近所のグラウンドへ行ったのがきっかけでラグビーを始めました。それまでスポーツとしては水泳や柔道をしていたり、中学ではバスケ部に所属していたのですが、その傍ら、ラグビーはスクールで中学の間もずっと続けていました。
―大学蹴球部に入部した理由
早慶戦を小学生のときに見に行き、将来自分も出たいと思ったからです。慶應には高校から入りましたが、受験で慶應を志したのも大学で早慶戦に出たいという理由からでした。
―4年間で転機となった出来事
2年生のときにヘルニアで4カ月間プレーできなかったことです。ラグビーできない身なりに自分自身のプレーやチームについて改めて見つめ直した結果、復帰戦となった帝京D戦で溜まっていたものを出し切ることができました。今から振り返ると、それが自分の一つの転機だったように感じます。
―自分の役割
セットプレー、特にスクラムが自分の強みだと思っているので自分自身それを追及していくと共に、フロントロー陣がどう強くなっていくか、考えながら引っ張っていく役割を担っていると意識しています。
―4年間過ごしてきて思うこと
やはりラグビーにおいては基礎がとても重要で、1・2年生の頃に意味があるのかと思った練習ほど、試合に出られるようになってその大切さを感じています。4年間過ごしてきて、やはり積み重ねてきた時間が大事になるのだと強く思っています。
―伝えたいこと
同期は本当に仲良くていい代です。最後までみんなで日本一目指して頑張ろう、と伝えたいです。また家族にはずっと支えてもらってきているので、感謝の気持ちを試合に出ている姿とプレーで表現できればと思います。
―ラストシーズンにかける想い
たくさんの人に支えてもらってきて今の自分があると痛感しています。また、早慶戦を見て慶應を志した身としては、自分のプレーをきっかけに慶應に入ってくれたり、ラグビーを始めたり、そういった存在になれるようラストシーズン精一杯頑張りたいと想います。応援、宜しくお願いします。
<染原健人(CTB/FB・修猷館)>
―始めたきっかけ
東福岡高校から法政大学と、父親がラグビーをずっとしていたこともあり、小学4年生の頃に父に連れられてスクールへ行きました。はじめは嫌々だったのですが、練習の後にアイスが食べられるという口車に乗せられて、恐る恐る始めたのがラグビーとの出会いです。その後いつの間にかアイスのご褒美はなくなりましたが、気づけば続けていました。
中学校はサッカー部に入っていましたが、週末の試合には出場せずに土日はラグビースクールへ通うという生活を送っていました。
―慶應蹴球部に入った理由
そこまで慶應大学のラグビー部に入るということにはじめは固執していなかったというのが本音です。私は浪人しているのですが、高校卒業後一年間のブランクを経て、やはりラグビーをしたいという気持ちが強くなっていました。そして下川さん(H26卒)をはじめとする修猷館出身の先輩方が多く所属していたこと、そして何より高校で同期だった横田(H27卒)が強く勧めてくれたこともあり、體育會蹴球部への入部を決意しました。大学の體育會でラグビーを続けるという選択をしたのは、浪人という経験をしたからこそだと今では思っています。
―転機
下級生の頃はずっと下のチームにいて体も細かったのですが、試合に出始めてから先が見えるようになりました。2年の秋に一度だけ対抗戦のメンバーに入れたことがあり、その時初めて上のチームで慶應の代表として試合に出ることの意味を知ったように思います。特に強く印象に残っている試合はないのですが、強いていうならその試合が気持ちの上での自分の転機になったと思っています。
―役割
怪我をしているため、ポジションリーダーとしての役割はそこまで果たせていないのが現状です。厳しい状況ではありますが、今まで半年間試合に関われなかった分引退までにプレーでチームに貢献したいです。普段はあまりものを言わないタイプで後輩と絡むことも少ないため、その点は後悔していますが、その分も含めてプレーで引っ張っていく役割を果たせればと思っています。
―伝えたいこと
まず初めに、浪人にはじまり両親には迷惑をたくさんかけてきて申し訳ない気持ちが大きいです。それなのに「試合に出てくれて嬉しい」と声をかけてくれるのが本当に嬉しくて、そういう言葉をもらえるおかげで頑張れているので感謝の気持ちでいっぱいです。
また同期にも感謝の気持ちが大きいです。年齢が1個上にも関わらずこの代だからこそ溶け込めたと思っています。この代のみんなとまたラグビーをしたいという気持ちが強いからこそ、早く怪我を治して復帰したいです。
―4年間過ごしてきて思うこと
この4年間いろいろなことを経験してきましたが、とにかく一つでも多く試合に出てプレーをすることが一番だと今はひしひしと感じています。たとえ怪我をしたとしても、できるだけ早く復帰して経験を積むことが大切なので、今リハビリにいる人たちにもみんな頑張って早く試合に絡んでもらいたいです。
―ラストシーズンにかける想い
春先に怪我をしてしまい一度はこの先について悩みましたが、今はもう開き直っています。復帰するしか自分に残された道はないと思っていますし、みんながいつ復帰か聞いてきてくれるのも有り難いです。とにかく無理にでも復帰して、ラストシーズン、ただ試合に出場するだけでなくチームの勝利に貢献できるようなプレーをしたいです。
応援、宜しくお願い致します。
次回のインタビューもお楽しみに!