2016年11月8日火曜日

ラストシーズンに懸ける想い Part.11

合宿所便りをご覧の皆様、こんにちは!
蹴球部では、明治戦の惜敗のもと、悔しさを次の大舞台での力に変えるべく、改めて一丸となり日々練習に励んでおります

さて、4年生へのインタビューも第11回目を迎えました。今回はFB・楠本遼とHO・加藤飛光にラストシーズンに懸ける”熱い想い”を聞きました!



<楠本 遼(FB・慶應義塾)>

ー ラグビーとの出会い
幼稚舎での部活選びで、ラグビーをやっていた父の影響を大きく受けて始めました。
最初はとても楽しかったけれども、中学・高校…と上がるにつれて、どんどん大変になっていきました。人が少なくてすぐ抜くことができたので、中学生の頃が一番楽しかったですね(笑)
大学ラグビーは今までと違って、フィジカル重視という面で本当にきつかったです。元々体つきが細かった自分は、どこまで体を作れるかが勝負になりました。

ー 4年間で印象的だった出来事
1年の夏頃、それまではBチームに安定していましたが、突然Eチームまで落ちて、挫折を味わったことがありました。奄美での合宿で心身共に鍛えられて、自分を出していこうと思えるようになり、その後チームも少しずつ上に上がれるようになりました。

ー 今、この時期に思うこと
ラストシーズンの中でも本当にラストに近づいてきて、ようやく色々なことを実感しています。ちょうど今、頑張って試合に出れるか出られないかのポジションにいるので、一つでも多くAチームの試合に出て活躍できるよう、上を見たいと思っています。あとは、チームが日本一になれるために今の自分に何ができるのかを考えて、とにかく全力を尽くしたいです。

ー 伝えたいこと
「練習を真面目にやると、きっと誰かが見ていてくれる」ということですね。自分が試合で目立てるプレイヤーではなかったので、普段の練習で少しずつアピールをして、認められるように意識していました。後輩には、どんなチームにいたとしても、日々チャンスを掴むことを忘れないでいてほしいです。

ー ラストシーズンに懸ける想い
長いラグビー人生の集大成。色々な人への感謝の気持ちを忘れずに尽くしていきたいです。
ラストシーズン、このチームが日本一になれるように全力で頑張ります!




<加藤 飛光(HO・慶應義塾)>


ー ラグビーとの出会い
小4の9月頃から父の仕事の都合でイギリスに住むことになり、ちょうどシーズンを迎えて盛り上がっていたラグビーと出会いました。全く英語の知識がなくコミュニケーションも取れない自分が、授業でラグビーをして「楽しいな」と思い、地元のクラブチームに入ってプレーし始めたのがきっかけです。高校受験の際に一時期ラグビーを休んだりもしていましたが、周りが勧めてくれたうえに、仲間と続けたいという思いが強かったので、高校・大学でもラグビーを続けることにしました。

ー 4年間で印象的だった出来事
2年の夏合宿の途中で祖母が亡くなって合宿を途中で抜け、一連が終わって戻ったのですが、その時にはもう合宿が終わってしまっていました。後片付けをやっていた時、何かの流れがあって突然脱がされて裸にさせられたんですよね。「何じゃこりゃ~」という感じで楽しかったので、印象に残っています(笑)落ち込んでいたところを、仲間たちに無理矢理ながら元気にしてもらいました。

ー 今、この時期に思うこと
つい先日、不本意な足首の怪我をしてしまいました。トレーナーに怒られる程の、情けない自分の失態による怪我だったのですが、これを経て改めて「今この時期に自分に何ができるのだろう」と考えるようになりました。日本一という目標を掲げている中で、自分がどうすれば形を残せるのだろう…できるだけ早くグラウンドに戻って、ひたすら練習するしかない、と思っています。

ー 伝えたいこと
今年は「One Team」というスローガンのもとで取り組んでいますが、このチームはそれが上手く体現できているのではないかと思います!それを多くの人に伝えたいです。

ー ラストシーズンに懸ける想い
”最後まで全力で”!


いかがでしたでしょうか。
まだまだ続く4年生インタビュー、次回の更新にご期待ください!



慶應義塾体育会蹴球部