合宿所便りをご覧の皆様、こんにちは!
春の訪れを目前に控え、蹴球部も新体制のもと、チーム力強化に努めています。
今回は、4年生の役職紹介をいたします。まずは威厳ある下級生担当の3名です!
今回は、4年生の役職紹介をいたします。まずは威厳ある下級生担当の3名です!
左:西松広夢(BR/慶應志木)、中央:永末千加良(BR/慶應義塾)、右:高野慎也(WTB・FB/慶應義塾)
—下級生担当とはどのような役職ですか?
下級生指導の中心となる役職です。特に規律の部分の統括や、下級生の仕事の監督をします。
また、下級生とコミュニケーションをとることによって上級生と下級生をつなぐ役割でもあります。
—下級生担当として、どのように接していきたいですか?
僕たちは同期の推薦によって任せてもらうことになりました。その意味を考えて、普段から模範となるような行動をするように意識しています。
下級生指導の方法は細かいところからしっかりと見直し、厳しく接していきたいと思います。
—チームにどのような形で貢献していきたいですか?
下級生担当というと怖いイメージがあると思いますが、個々を尊重して理解し合えるような関係を築いた上で、チームが規律を守って行動するよう指示していけたらいいなと思います。
下級生には自立して、日本一にふさわしいチームの一員としてどうしていけば良いのかを自分たちで考えて行動していけるようになって欲しいです。そのためのきっかけが下級生担当だと思っています。
一人一人がリーダーの自覚をもち、全員がチームを引っ張っていけるようにしたいです。
続きまして清潔感あふれる美化風紀委員の3名です!
左:小田嶋啓太(SH/桐蔭学園)、中央:小林嵩基(FL/慶應義塾)、右:戸田聡(CTB/慶應義塾)
—美化風紀委員はどのように選ばれたのですか?
3人とも圧倒的に部屋が綺麗だからです(笑)。また、みんなと分け隔てなくコミュニケーションが取れて情報の発信力があるということで、同期に選ばれました。
—主にどのような役割を担っているのですか?
不定期に行うロッカーチェックや忘れ物の整理、駐輪場やお風呂場など共用スペースの清掃を呼びかけます。僕たちが掃除をしてしまっては意味がないので、今年は特にみんなへの周知の仕方を工夫しています。
例えば、すぐに全員が綺麗好きになるのは難しいので、掃除が得意な人とそうでない人を同じロッカーにしたり、各ロッカーの最上級生を責任者にするなど、お互いのために綺麗にしなくてはならない状況を作りました。
駐輪場も、列を作るなど環境から整えていこうと考えています。
—チームにどのような形で貢献していきたいですか?
春のうちに厳しく指導し、普段から整理整頓を意識するような文化の基盤を作ることで、忙しい秋シーズンになっても綺麗な環境作りを継続していきたいです。
みんなが当たり前のことを当たり前以上に出来るようにして、日本一のチームらしく私生活から一流を目指します。
続いては、様々な部員と分け隔てなくコミュニケーションを取っているTC班の2人です!
左:重政尚之(LO/國學院久我山)、右:矢崎暁継(BR/成蹊)
—TCとは?
チームコネクトの略です。150人も部員がいるとあまり話さない人もいるのですが、コミュニケーションの幅を広げることでより良い組織に導いていこうという取り組みです。
具体的には、学年問わず4~5人ずつのグループに分けて話す機会を設けて不満や意見を収集した後、フィードバックをしてチーム内で情報を共有します。
どのような方法でチームの一体感を出していくか模索するのもTC班の使命です。
—TC班になって気がついたこと、改善していきたいこと
意見が言いづらい先輩だとせっかくの良い意見も潰れてしまう可能性があります。僕たち自身が先輩後輩と仲が良いという理由でTC班に選んでもらったので、班の組み合わせを考え、去年よりもTCの頻度を増やして部全体の取り組みとして風通しの良い上下関係を築いていきたいです。
また、みんなから集まった意見をそのままにするのではなく、その後の対応にも重きを置いています。実際に取り組んでみると、学年によって考え方に違いがあり、問題に対する適当な解決策を見つける難しさを感じています。
4年生としての責任の重さもありますが、しっかりとみんなの要望に応えられるように、チーム全体が活動しやすい環境を作っていきたいです。
—チームにどのような形で貢献していきたいですか?
コミュニケーションの場を設けて学年を超えて意見を交わすことで、より切磋琢磨し一体感のあるチームになっていくと思います。
その一体感のある雰囲気づくりで日本一に貢献したいと考えています。
ラストは下田学生寮の2階を治めている、この人です!
【寮長】
—寮長としてどのようなことに取り組んでいますか?
僕はこの部活の中で一番長く寮に住んでいます。
活動時間が長く地方出身者も多い蹴球部において、寮での時間が生活の大半を占めています。
寮長として、学年を超えた交流を図ったり、快適な寮生活が送れるよう共有スペースの使い方を徹底したり、門限チェックをして睡眠時間をしっかりとれるように促したりしています。
—チームにどのような形で貢献していきたいですか?
寮での生活の質を高め、みんなが常に練習で100%の力を出せるように、グラウンド外でもサポートをしていきたいです。
各担当の4年生の皆さん、有難うございました。
最上級生としての自覚を持ち、後輩の模範となれるよう意識して行動していきたいというコメントが多く見受けられました。新チームが発足して1ヶ月が経ちますが、その影響は少しずつチーム全体に広がっているように感じます。
ひとりひとりがこのチームにとって欠かせない存在となれるよう、一体感を持って頑張ってまいりたいと思います!
今後とも塾蹴球部へのご支援、ご声援のほど宜しくお願いいたします。
慶應義塾體育會蹴球部