2017年10月10日火曜日

チームダイアリー~佐渡訪問~

合宿所だよりをご覧の皆様、こんにちは!
今週末にジュニア選手権と対抗戦の連戦を控えている弊部は、試合に向けて各々のステージで万全の準備を整えております

さて、今回のチームダイアリーでは929日〜30日にかけて行われた部員による佐渡市訪問の様子をお届けします!

佐渡市には今年度よりお米をご支援いただいておりますが、今回はその関係のさらなる強化を目的とし部員8名を佐渡市にご招待いただきました。

東京から新潟までは新幹線を、その後はフェリーに乗り換え、素敵な景色を眺めながら佐渡島へと向かいます。快適な船での航海に、到着前から胸が高鳴ります。


フェリーで2時間半かけての佐渡島へ渡航します。
「ジェットフォイル」と呼ばれる高速船を利用すると、1時間ほどで到着します。

 佐渡市到着後は、日頃より大変お世話になっているJA佐渡の皆様のお米の出荷作業のお手伝いをさせていただきました。
 現在までに、弊部は佐渡市より約2トンのお米を頂いています。普段日吉の食堂で食べているお米の出荷作業に立ち会えるということで、部員たちも興味津々です。30キロのお米を軽々と運ぶ部員の姿に、居合わせた地元の方々も大変驚いていらっしゃいました!


この大変な作業を経て、お米が我々の手元に届いていることを実感しました。
備蓄倉庫には驚くほどの佐渡米がありました!


作業後には、「佐渡牛乳」と佐渡米を使用した「米粉シフォンケーキ」を頂きました。


 現地での移動中には、幻の鳥"トキ"に遭遇しました。トキは現在、自然の美しい佐渡でしか出会うことのできない大変珍しい鳥です。佐渡内でも「見かけると運が良い」と言われるほど見かけることは滅多にないそうなのですが、この日は7羽を間近で見ることができました。羽を広げると赤く、とても美しいトキに、皆大興奮です!


写真上空中央に写る赤い鳥がトキです。


 夜は地元の皆様とご一緒に海を眺めながらバーベキューをし、佐渡の食材を堪能しました。滞在中たくさんの名産品を頂きましたが、お米だけではなく、お肉・海鮮・フルーツなども美味しく、楽しい食事に会話も弾みました。




 滞在2日目は、地元の小学生を対象にラグビー教室を開催しました。島内にはラグビーをプレーできる環境はなく、初めて楕円球に触れる子供たちばかりでした。タックルやラインアウトなど、ラグビーのプレーひとつひとつに感動し、楽しんでくれる小学生を前に、部員の指導にも熱が入ります。


ボールゲームでは声を掛け合い、相手チームと競います。



最も盛り上がったラインアウト体験では、
保護者の方々も高く飛ぶ子供たちを見て喜んで下さりました。



 子供たちの笑顔溢れるラグビー教室は約2時間行われ、最後にはこの先も島内でラグビーがプレーできるよう、子供たちにラグビーボールを贈答しました。これをきっかけにラグビーに興味を持ってくれる小学生が増えれば、これほど嬉しいことはありません。



ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!



 また、たくさんの観光名所をご案内いただきました。不思議な空気に包まれた「佐渡金山」、岩が横顔のように見える「人面岩」など、どこも自然を感じることのできる素敵な場所ばかりでした。




 短い間でしたが、佐渡の魅力をたくさん知ることのできる貴重な機会となりました。
 温かく出迎えてくださった佐渡市の皆様、有難うございました!

 佐渡市と弊部のつながりはこれだけにとどまりません。先週末の流通経済大学戦の後には、株式会社 金子商店の代表取締役社長で"お米マイスター"の金子真人氏に部室までお越しいただき、アスリートの身体に不可欠なお米について、そして佐渡米の魅力に関してお話しいただくセミナーを実施いたしました。
 お米がラグビー選手のフィジカル強化にあたってどれほど大切であるか、そして普段部員が口にしている佐渡米の特長を知ることができ、貴重な機会となりました。


セミナーには、多くの保護者の方にご参加いただきました!
         
 このように弊部はたくさんの形で佐渡市よりご支援いただいています。頂いているご恩に勝利という形でお返しできるよう、引き続き部員一同精進してまいります。
今後とも弊部への温かいご支援・ご声援のほど宜しくお願い致します。


弊部instagramに、佐渡訪問中のオフショットを多数掲載予定です!
是非ご覧ください。



應義塾體育會蹴球部