合宿所だよりをご覧の皆様、こんにちは！
蹴球部は対抗戦初戦の筑波大学戦に勝利し、大学日本一に向け練習に励んでおります。
さて、本日は同期マネージャーが聞き手となり4年生のラストシーズンに懸ける熱い想いをお伝えするインタビューの第2弾をお送りします。
今回登場するのはCTB今成哲とBR古舘健介の2名です。
＜今成哲（城北・CTB）＞
ーラグビーを始めたきっかけは何ですか？
中学2年生の時に始めました。ずっと柔道をやっていたのですが、怪我をしてしまって。その時にラグビー部のクラスメイトに誘われたのがきっかけです。
低い姿勢で入るタックル、体の柔軟性に関しては柔道の経験が活かされていると思います。
ー城北高校の思い出は？
勉強ですね（笑）高校3年の時の受験勉強は大変でした。
ラグビー部では、大会予選1回戦敗退どころか、3年間一度も勝てなかったんです。結果ももちろん重要ですが、試合でどのように活躍するかも大切だと考えていましたし、ラグビーが楽しかったから続けていました。
ー大学の體育會に入ることを決めた理由は？
慶應受かったら體育會でラグビー続けますって言い続けていたので、受かったからやるしかない、と…。
あえて言うことで自分にプレッシャーをかけていた部分もありますね。
実際入ってみて思ったのは、とにかく周りの選手が上手すぎる。それまでとのレベルの差を痛感しました。
ーその差を埋めるために取り組んだことなどはありますか？
何か特別なことをしたわけではないのですが、ウエイトトレーニングにしっかり取り組みました。
ー印象に残っている試合は？
去年の対抗戦の筑波大学戦ですね。
初めて出た対抗戦でトライを決めることができたので。
（後輩からの「覚えてます！」というコメントに対し）あの内側のトライね！有難うございます！こういうの嬉しい（笑）
ー最上級生になって何か変わったことはありますか？
そうですね…自分がどうやったら活躍できるかを考えるだけじゃなくて、全部員一人一人が上手くなればいいなと思っていますね。全員を応援するようになったというか。皆それぞれ頑張ろう、みんなで頑張ろうという気持ちです。
ー４年間過ごしてきて思うこと、伝えたいことは？
後輩たちには感謝しています。試合でもそうですし、普段も3年生以下が頑張ってくれていて、支えてもらっていると感じています。
4年間は早すぎますね。とにかく早い。あっという間なのでみんな日々を大切に頑張っていきましょう！
ーラストシーズンに懸ける想い
一緒に試合出たい同期が何人もいるのですが、その時々でグレードが違ったり怪我をしていたりしたので、ラストシーズンではそのメンバーと一緒に試合に出たいです。
一緒に試合してをして、すごいと思われるような、面白いゲームを作りたいですね。
＜古舘健介（慶應義塾・LO/FL）＞
ーラグビーとの出会いはいつでしたか？
父に連れられて世田谷ラグビースクールに入ったのがきっかけです。
中等部ラグビー部ではのびのびと自由にできて、ラグビーがどんどん楽しくなっていきました。
ー高校での思い出は？
塾高ラグビー部はとても厳しいと聞いていたので正直続けるか迷いました。
ですが中学の仲間が皆続けると言っていたので、それならば自分も一緒に頑張りたいと思って入部しました。
ずっとBKSをやってきたのですが、高1の終わりに急にFWDにコンバートされたんです。そこから試合にも沢山出られるようになりました。
ー小学校から現在まで合わせると、ほとんど全てのポジションを経験したとか…
そうなんです（笑）HO以外は全部経験しました。
高2になる時にSOからPRに、高3の春にはCTBにコンバートされてBKSで高校を終えました。
ー大学で続けようと思った理由は？
高3ではスタメンで出ていて、神奈川県選抜に選ばれたりもしていたのですが、夏明けに怪我をしていまいまして。最後の大会ではリザーブにも入ることができませんでした。その時は心も折れていて大学では絶対にやらないと決めていたのですが、県大会で桐蔭学園に負けた時には悔しくて、やりきったという達成感もなく…。なので大学でも続けることにしました。
ー転機となった出来事
2年生でLOにも挑戦したことです。出場機会が増えて試合出られるようになり、3年の春の明治戦で初めてAチームとして黒黄を着ることができて、そこからシニアチームで試合にも出られるようになりました。
ー努力したことは？
食事とウエイトですね。
大学までは食事にそこまで気を遣ったことがありませんでした。成分表示を見たこともありませんでしたし、ラーメンもしょっちゅう食べてましたし（笑）大学に入ってからは意識がかなり変わったと思います。
ー4年になってみて感じたことはありますか？
いざなってみて分かったのは、4年生の態度・雰囲気がチームに影響するという事ですね。自分も自覚を持って過ごしていかなければならないと強く思います。
対抗戦が始まってまとまりも出てきてますし、雰囲気はかなり良いと思います。
ーラストシーズンを迎えた今、伝えたいこと
いつも期待してくれて、応援してくれる両親と沢山指導していただいた先輩には心から感謝しています。
どんな形であっても頑張った姿を見せたいと思っていますし、プレーで感謝を示したいと思っています。
ラストシーズンなので、必ず対抗戦にでられるように頑張ります。
次回のインタビューもご期待ください！
慶應義塾體育會蹴球部