合宿所だよりをご覧の皆様、こんにちは!
先週末は帝京戦に惜敗という結果に終わってしまいましたが、この経験を踏まえて日本一を目指してさらに成長するべく、皆で日々努力を重ねております。
引き続き応援のほど、宜しくお願いいたします。
引き続き応援のほど、宜しくお願いいたします。
さて、本日は4年生のラストシーズンに懸ける熱い想いをお伝えするインタビューの第9弾をお送りします。
今回登場するのは塾高出身でかつ同じ名字の2人、”W高野”の二人です!
<高野慎也 (WTB・慶應義塾)>
-ラグビーを始めたきっかけ
兄がやっていたこともあり、3歳くらいの物心ついたから僕もラグビーをしていました。
日曜日だけでしたが、学校とは違う友達ができてラグビースクールの練習に行くのは楽しかったですね。チームの仲も良かったです。
-塾高を目指した理由
自宅が近いので、身近な学校ではありました。それに加えてラグビーが強く、黒黄ジャージも格好良くて。中学生の頃から、神奈川県の決勝の試合を見に行っていました。
入学後は1年生から上のチームでやらせてもらっていて、順風満帆とも言える高校ラグビー生活のように見えましたが、3年の最後、準決勝でスタメンを外されてしまいました。それが一番悔しい経験でした。
-大学の體育會でラグビーを続けることは決めていたのでしょうか
大学で試合することに憧れて塾高入った部分もあるので、続けることは僕にとっては当たり前でした。
入ってみると、ラグビーが生活の中心になり、部活にかける時間が高校とは比べ物にならないなと…。哲(今成・4年)と2人で体重増加特化メンバーとして増量に苦しんだりもしましたが、入部から現在までで15キロ増やすことができました!
-転機となった出来事はありますか?
Aチームで初めて試合に出た3年の春の大東文化大学戦です。
あの試合はとにかく体だけは張ろうとものすごく意気込んでいました。そこでいいプレーをすることができ、続けてAで出ることができました。
-周りをよく見ている印象がある高野選手、今年は下級生担当に推薦されましたが…
ちょっと見た目が怖いからでしょうか(笑)
下級生の頃からやるべきことはしっかりやろうと意識してきましたが、下級生担当になり、まず自分がやらなければ示しもつかないので、個人として隙を見せないようにしなければならないと思っています。
-伝えたいこと
後輩たちに、迷ったらやれということを伝えたいです。
これ意味あるのかな、と思うようなこともあると思うけど、それがマイナスになることはまずありません。
いざ上級生になってみて、あの時やっておけば、という後悔はあっても、あの時してしまったから、っていう後悔はしていません。なので、挑戦してみることを忘れずにいてほしいと思います。
あとは今までのラグビー人生を支えてくれた方、仲間たちに心から感謝の気持ちを伝えたいです。
-ラストシーズンに懸ける想い
Aチームで試合に出て、必ず日本一を達成します。
応援お願いします!
<高野雄登 (LO/BR・慶應義塾)>
-ラグビーを始めたきっかけ
普通部では野球部に入ろうと思っていたのですが軟式しかなく、高校で硬式になった時に出られないかもしれない…と思い、隣のグラウンドでやっていたラグビーを始めました。
普通部の同期12人中なんと10人が経験者、初心者は2人だけで…1年生の時はボールも取ることができず、雑用をやらない他の同期に泣きながら怒ったりもしました(笑)
2年生になってラグビーに慣れ始め、3年生では神奈川県選抜に入ることもでき、試合に出られるようになってラグビーの楽しさに気がつきました。
-ポジション変更を多くしてきたとのことですが…
そうですね、高校はWTBをやっていましたが途中でFWDにコンバートされました。
WTBでトライも取っていたので急にFWDになったのがあまり腑に落ちなかったところもあり、大学ではもう一度BKSに挑戦してみようとCTBとして入部しました。
ですがやはり自分の適性としてもFWDの方が合っているということがわかり、今はLOとBRに落ち着きました。
多くのポジションを経験しましたね。
-転機となった出来事はやはりポジション変更でしょうか
変更したことはもちろん転機ではありましたが、コンバートしたことで”サブ練”(社会人コーチの特別練習)メンバーにになったことが一番ですね。
サブ練メンバーには、当時のキャプテンだった木原健裕さん(H27卒)を始めとする先輩方も多くいらして、普段自分が練習するよりも上のグレードの方と練習することで自分に足りない点を知ることがきました。
あとは…木原さんはどんなに大変な練習も楽しんでいて、練習に取り組む姿勢にも影響を受けました。
-後輩から、「雄登さんは笑顔で体を張れるのがすごい!」という声もあるようですが
それはサブ練で先輩方から学んだことが活きているのかもしれません。
今までは「自分が」いかにできるかということを考えていましたが、4年生になってからは周りがうまく行くように考えるようになりました。
-伝えたいこと
僕は怪我をあまりしなかったからこそ、練習試合に出て経験を積めた部分も多くあるので、グラウンドに立ち続けることでチャンスが巡ってくるということを伝えたいです。
ーラストシーズンに懸ける想い
どんなに長く部活ができたとしても残り2ヶ月ですが、1つでも上のグレードに上がりたいというのは間違いないですし、Aで出たい気持ちにも間違いはありません。
同時に、4年生になって仮に試合に出られなかったとしても、1つでも自分がいた意味を何かしらチームに残せるように4年生としてできることを探していきたいです。
次回のインタビューもお楽しみに!
慶應義塾體育會蹴球部