2017年11月11日土曜日

チームダイアリー 〜ラストシーズンに懸ける想いPart 11〜

合宿所だよりをご覧の皆様、こんにちは。
チームは明日にJr選手権準決勝を控え、緊張感が高まっております。こちらの試合に勝つと、11/25に秩父宮ラグビー場にて行われる決勝戦へ進むことができます。
皆様応援のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。

また慶早戦のチケットは現在も販売中です。お買い求めの場合はこちらの記事をご参照ください。

さて、本日は4年生のラストシーズンに懸ける熱い想いをお伝えするインタビューの第11弾をお送りします。
今回はCTBとして戦っている今泉、柏木、戸田の三名の熱い想いをお届けします。


<今泉宏健CTB/SO・清真学園)>
―ラグビーを始めたきっかけは何ですか?
中学時代、清真学園の恩師からの誘いで始めました。サッカーが好きだったのに、サッカー部がなかったので仕方なく始めた、というのが正直なところでした。

―そんな今泉少年は、清真学園でどのように変わっていったのでしょうか。
実は真面目にラグビーに取り組み始めたのは中学3年生になってからでした。ただ漠然と部に在籍して、部活外でサッカーと向き合う生活を続けていましたが、サッカー面での自分の限界に気づいてしまったというか…。
自分は、今いる場所で、つまりラグビーでもっと輝こうと思うようになりました。

―大学で続けようと思った理由はなんですか?
スマートで、かっこよくて、モテるというイメージくらいしか持っていなかったのですが(笑)、早慶戦を見て慶應に入ろうと決意しました。

―転機となったできごとはありますか?
3年生のJr選手権、流通経済大学戦の直前にメンバーだったのですが、フィジカルコーチの太田コーチに態度を叱咤され、急遽メンバーを外されたことがありました。
当時はとても辛かったですが、振り返ると準備の面で自分の中に甘さがあることに気づくくことができたきっかけになっていると思います。

―四年生になってから気づいたことや、気をつけていることはありますか?
文句を言わなくなりました。別にもともと沢山言っていたわけではないのですが、四年が文句を言っている組織はチームとして見え方も悪いですし、士気も下がります。それよりもそういう状況の中で、自分が如何に盛り上げていくか考えながらチームを鼓舞するようにしています。


―伝えたいこと
今まで応援してくださったファンの皆様へ、日頃から応援していただきありがとうございます。これからも残りのシーズン突っ走りたいと思います。

―ラストシーズンにかける思い
17日までラグビーができるように全力で頑張ります。

グラウンドまで僕の姿を見に来てくださると嬉しいです。

<柏木明(CTB・慶應義塾)>
―ラグビーを始めたきっかけは何ですか?
父に、お試しで田園ラグビースクールに連れて行かれたのがきっかけです。当時の僕にとって父はすごく怖い存在だったので、「楽しい?」と聞かれたときに「楽しい…」と答えたら、通うことになってしまって…(笑)、現在に至るという感じです。

―小6から中学時代までは海外にいたそうですが…
イタリアのミラノに小学6年生の頃から中学3年生の頃まで住んでいました。日本人学校に通っていたこともありますが、現地でもイタリアの人たちとラグビーをしていたにもかかわらず、一切イタリア語を習得することはありませんでした(笑)。非常に皆積極的で、コンバージョンキックを蹴る時も全員が手をあげるような有様で…。ガッツを学んだ4年間でした。

―大学蹴球部に入ろうと思った理由は何ですか?
高校時代、公式の試合にひとつも出られなかったからです。自分のラグビー人生を、こんな結末で終止符を打つことなどできないと思ったので、大学でも続けようと決めました。

―大学生活の中で転機となったできごとを教えてください。


去年のJr選手権、帝京大学との一戦です。自分の持っているものを全部出せた、と実感できた試合でした。次の対抗戦に、初めてメンバーに入ることができて、現在まで来ています。

―4年になって気がついたことや気をつけていることはありますか?
後輩に見られているというのをとても感じます。自分は今リハビリなのですが、少しでも下の人が「柏木さん頑張ってんだな、自分も頑張ろう」と思えるように日々のウェイトを一年生と一緒にやったりしています。

―伝えたいこと
後輩に向けてなのですが、僕のように高校で試合出てないような奴でも大学ではちょくちょく試合に出られているから、みんなにも可能性があると思います。諦めないで頑張って欲しいです。

―ラストシーズンにかける想い
がんばります。それだけです。

<戸田聡(CTB・慶應義塾)>

―ラグビーを始めたきっかけは何ですか?
父に連れられて、岡田と同じ川口ラグビースクールに毎週連れて行かれていました。ですが本当は野球が好きで、隣のグラウンドでやっている野球をいつも眺めていました(笑)。遊びたいですし、毎週日曜は雨を願っていたような小学生でした。

―そんな戸田くんがラグビーを好きになったのはいつ頃ですか?
岡田と一緒に小学6年生のとき、マイクロソフトカップに関東代表として出場して、秩父宮で試合ができたことです。試合をして、勝つ、ということがすごく楽しくて、普通部でもラグビー部の門を叩きました。

―大学で続けようと思った理由は何ですか?
高校から大学に入るときは、ラグビーをやめるという選択肢は僕の中ではありませんでした。最後の県大会決勝戦で勝てなかったのもそうですが、自分自身があまり良いパフォーマンスを発揮しきれず、やりきったと思えなかったからです。

―転機となったできごとはありますか?
本当に最近の流通経済、東海、帝京との試合ですね。今までで一番調子が良くて、初めてシニアチームに昇格させてもらっています。アタックでも目立つことができるようになったのが、自分の中で進歩を感じられて嬉しいです。


―四年生になってから気づいたことや、気をつけていることはありますか?
自分自身のことを頑張るのももちろんですが、同じポジションでJrチームにいる選手に目をかけることも四年生として大切なことだと思っています。
自分が1,2年生の頃、後輩を見てくれる4年生の先輩がいたから頑張れたし、ここまでこられたと思っているので、今度は自分が、積極的に声をかけて楽しく練習できるようにしています。

―伝えたいこと
川口ラグビースクール、普通部、塾高、この蹴球部、ここまで携わってきたすべての人に感謝を伝えたいですし、期待に応えたいという気持ちがあります。
特にずっと支えてくれた親がいてここまでやって来られたと思っているので、少しでもチームに貢献できるよう、最後まで頑張りたいと思います。

―ラストシーズンに懸ける想い
本当に、ラグビーを本気でやるのは今年度で最後なので、完全燃焼して、日本一に貢献できるように努力していきたいと思います。



次回の更新もご期待ください。

慶應義塾體育會蹴球部